ワインと料理を愉しむ会

2月23日 ワインと料理を愉しむ会

今回のテーマ=世界のワインを愉しむ

2012年7本目 Im Weingebirge Gruner Veltniner Federspiel 2010 Nikolaihof

●生産地  : オーストリア/ニーダーエスタライヒ州・ヴァッハウ地区

●葡萄品種 : グリューナー・フェルトリーナー種

オーストリアの国土は、日本の北海道とほぼ同じ面積。周りを8つの国に囲まれているが、そのうち主にワインを生産している地域は、チェコ、スロヴェキア、ハンガリー、スロヴェニアに隣接しているニーダーエスタライヒ州、ブルゲンラント州、シュタイヤーマルク州と首都ウイーンで、16の栽培地域がある。

ぶどうの栽培面積は約5万haで、32,000軒の造り手を有し、造られるワインは70%以上が白ワインである。言語を同じくするドイツと造られるぶどう品種もワイン法も似ているのだが、大きな特徴は「グリューナー・フェルトリーナー」というオーストリア固有の白ブドウ品種があるということだ。オーストリアワイン全体の実に36%がこの品種から造られている。特徴としては、ペッパーやハーブといったスパイシーな香り、そしてリッチなアロマで、オーストリア料理によく合うといわれている(残念ながら私はオーストリア料理を食べたことがない)

 

今日は・・播州百日鶏とフォアグラのサラダ仕立て 西洋わさびソース

プチコラム

ニーダーエスタライヒ州は、前述の4つの州の中でもっとも北に位置し、栽培面積は約3万haと最大である。先のグリューナー・フェルトリーナー種やリースリングといった白ワインがメイン。同州に8つある栽培地区のうち、ヴァッハウ地区だけがオーストリアワイン法とは別の、独自の品質基準を設定して格付けを行っている。シュタインフェーダー→フェーダーシュピール→スマラクトの順に糖度が上がり、したがってアルコール度数も高くなっていく。特にスマラクトは、豊かな果実味とバランスのよい酸味が調和したワインだけに与えられる。